阪神淡路大震災から24年
本日2019年1月17日で、阪神淡路大震災から24年です。
私も24年前の寒い朝、近所の中学校に家族と避難したのをよく覚えています。
私は当時小学2年生でしたが、両親の状態を見てその深刻さを感じ取り、
3歳年下の弟の手を離さないようにギュッと握っていたのを忘れられません。
24年も経ったのに、あの時にすぐタイムスリップ出来てしまうのは、とても不思議な事です。
震災の日になると、今でも悲しくなり色々思う事はありますが、それ以上に強く決意する事があります。
それは、『今を自分らしく生きよう』という事です。
ある日起きたら今までの世界と違っていました。
-私の世界はこんなにも脆いのか。
-大人ってこんな風に泣くんだな。
学校もなかなか始まりませんでした。
やっと学校に行くと、もう会えない友達が沢山いました。
-もっと沢山話せば良かったな。もっと遊んだら良かったな。もっと優しくしてあげたかったな。
私は沢山後悔しました。
それと同時に、全国から沢山支援物資等を頂いたり、避難所生活で新しい友達が出来たり。
私は、人の温かさや優しさ、柔らかさ、エネルギーなどの素晴らしさも知る事が出来ました。
私は毎年、「色々心配しても仕方がない。今自分が出来る事を一所懸命します!」と祈ります。
『受け入れて感謝する』という事を忘れがちの私には、とても大切な一日です。
最後に私の好きなイタリアの女優さんの言葉を。
〔 もしあなたが泣いたことが無いのなら、あなたの目は美しいはずがない。〕
ソフィア・ローレン(Sophia Loren)
本日も皆様にとって素敵な一日になります様に。
多養麻子(たやあさこ)